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2021年5月30日(日)オンライン開催
第152回例会

ソーシャルディスタンスの中でも心ふれあう
タオル遊びとパネルシアター

講師:松家 まきこ 氏
令和3年5月30日(日)オンラインにおいて第152回例会が開催されました。詳細は機関誌(2021年秋号)に掲載されます。
2021年度最初の例会は、松家まきこ氏による、パネルシアターとタオル遊びがオンラインで行われました。

松家氏は2018年5月から3年ぶりの登壇で、全国から60名の参加者がネットを通して集まりました。
今回は、東京都世田谷の下北沢 『Live & Art Space しん・くう・かん(アスクミュージック)』からライブ配信され、照明や音響、カメラワークもアスクミュージックのスタッフにお手伝いいただきました。また、山田リイコ氏(あおぞらワッペン・シンガソングライター)も急遽出演。松家氏のパネルを、素敵なピアノやハーモニーで盛り上げてくれました。
例会終了後、総会の際、新沢としひこ氏が登場し参加者のみなさんにあいさつ。嬉しいサプライズとなりました。

写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
前半はパネルシアター。定番の『そっくりさん』『バーベキュー』『イタイのイタイのとんでいけ』などの作品を始め、『アイスクリーム』『はらぺこおばけちゃんの返信大冒険』『こぶたちゃん』など、たくさんの作品を、次から次へと上演。 中盤は、タオル遊び。一枚のタオルから生まれた様々な遊びを山田リイコ氏と共に実演しました。
後半はブラックパネルシアター。『はじめの一歩』の曲に合わせたブラックパネルで幻想的な世界に惹き込まれました。
最後は、新沢としひこ氏の代表作『にじ』のパネルで幕が下りました。

コロナ禍で、人と人のふれあいが難しくなっているこの時代の中、パネルシアター作家として、そして保育者としての視点を常に持っている松家氏の、子どもたちへの暖かい思い、そしてエピソードが随所で語られ、楽しく、そして優しい気持ちになれた例会でした。

例会概要
『私は、「ふれあう」「応答する」「つながる」をテーマに、長年保育に携わってきました。ソーシャルディスタンスやマスク保育が求められる今こそ、絵人形やタオルを活用して、子どもたちと心ふれあう時間を過ごしましょう。お手元にタオルを1枚と輪ゴム4本を準備してご参加ください。(松家まきこ氏)』
●タオルあそび……タオルは身近な万能素材!タオルならではの心地よい肌触りと、形を自由に変える特性を生かして、いろいろなものに見立てたり、形を変えたりして幅広い遊びが展開できます。今回は特に、表現遊びを中心に、心ふれあう活用法をたくさんご紹介します。
●パネルシアター……子どもたちは、あたたかいふれあいやコミュニケーションを通して、誰かと応答し合う喜びを知り、人への信頼感やコミュニケーション力を身につけていきます。マスクをしていても、表情豊かな絵人形が子どもたちとの心の距離をぐっと縮めてくれます。明日からすぐに取り入れられる簡単&楽しいパネルシアターや幻想的なプラックパネルシアターをご紹介します。どうぞ、お楽しみください。

※例会終了後には、幼児音楽研究会2021年度総会が行われ、2020年度事業報告、2020年度収支決算報告、2021年度事業計画案、2021年度収支予算案が承認されました。
■ 講師プロフィール
松家 まきこ 氏
淑徳大学准教授。パネルシアター作家。学生時代よりパネルシアターのオリジナル作品制作及び公演活動を開始。大学4年生の時に新人作家集『うたってパネルシアター』(大東出版社)でデビュー。 東京都公立幼稚園教諭を経て家庭教育相談員の資格を取得。現在、大学で講師を勤めながら、ふれあいタオル遊びとパネルシアター講師として、全国各地での保育者研修会、保育者養成校での講義、公演を行う。新沢としひこをはじめ、著名な作曲家や遊び歌作家とのコラボ作品も多数ある。親子教室「ぴょんぴょんくらぶ」代表。日本幼児教育研究会講師。

《著書》
『0歳から楽しめるふわふわタオルあそび』(学研),カラー印刷わくわくパネルシアター『にじ』(学研)、『保育が広がる表現遊び指導法』(成美堂出版)『実践 心ふれあう子どもと表現』(みらい)、『実習に役立つパネルシアターハンドブック』(萌文書林)、『そっくりさん』『おおきくなあれ!びよ〜ん』『バーベキュー』『保育いきいきパネルシアター』(大東出版社)『まほうのでんしレンジパネルシアターキット』『012歳児のかんたんパネルシアターキット』(ひかりのくに)、『ふれあいタオルあそび』『012歳児のふんわりタオルあそび』(メイト)他多数。