開催予定 例会・研究大会・総会スケジュール
YOU-ON-KEN
2024年度の例会・研究大会開催予定
第166回例会
お話しとワークショップ「小さい人の受け止める力を信じて」
講師: 永野むつみ 氏(人形劇団「ひぽぽたあむ」主催)
各自で持ってきた人形を実際に動かしながら、人形操作の楽しさを学びつつ、お話を伺います。
日時 :2024年11月17日(日)
場所 :鈴木楽器東京支店コミュニケーションショップルーム
※
対面とZoom ハイフレックス型
当日会場に行けない方もZoomでご参加できます。
※15分前からZoomに入れます。
持ち物:
ぬいぐるみ等の人形 1体
会費 :会員&学生 1,000円 / 一般 2,000円
原則として事前申し込みと会費納入をお願いします。
申込締切:11月16日(土) 20時まで受付
■例会費のお支払い(クレジットカード、PayPay、銀行振込)
下記『例会費のお支払い申込みフォーム へ』ボタンからお申し込み下さい。
お支払い確認後、参加方法(Zoomアドレス等記載のメール)をお送りいたします。
例会費のお支払い申込みフォーム へ
例会概要
<人形劇についての思い・テーマに寄せて>
「人形劇なんか観なくても人は育つ」基本私はそう思います。私自身18才で上京するまでの観劇体験はたった2回。それでも何とか大人になれたのは、うんざりするほどの「時間」と溢れるような「自然との関り」が保障されていたからではないだろうか、、、お話と人形の操作の楽しさをお伝えします。
<「鳥取県アートスタート」講演,公演パンフ寄稿文より>
客席が急にざわつくときがあります。「かえるくん・かえるくん」友だちとの別れのシーンです。ドラマとは関係のない話をしだす子どもや、さっきまで子ども席に一人で座っていたのに、おかあさんのところにつーっと寄って行く子ども。お母さんの胸やひざに顔をうずめてしまう子どもも。
「一番いいところなのに」「さっきまであんなに集中して観ていたのに」「あれ、飽きちゃったのかな」大人は不安になったり心配したり。でも大丈夫。たぶんドラマに飽きたのではなく、むしろ心いっぱいかえるくんのことを心配してくれているのでしょう。
小さな人たちは、<居ても立ってもいられない>ときは<居ても立ってもいられない>とからだで表現するようです。そんなときはただ抱きとめてください。どうぞ言葉で慰めないでください。そして彼らが、自分の意志で舞台のほうへからだを向けなおすのを待ってあげてください。
芝居は、年齢を問わず観客一人一人に等しくメッセージを届けるものなのです。ときに大人の助けも得ながら、劇場空間を自分の意志で生きること、二つの目、一人の人格、新しい市民として生きていることを見守ってほしいと思います。
例会講師プロフィール
永野 むつみ 氏 (大阪成蹊大学)
東京都府中市在住。山形県生まれ。和光大学卒業後プーク人形劇アカデミー、人形劇団カラバス、町田市障がい者青年学級主事を経て1988年人形劇団ひぽぽたあむ設立。
絵本塾「むつみの会」主宰。人形劇の公演・ワーク・講演会で全国を走る。
2013年公益社団法人日本児童青少年演劇協会よりO(おう)夫人児童演劇賞受賞
第167回例会:オンライン開催
乳幼児の日常生活における表現の捉え方
講師: 井桁 容子 氏
日時:2025年3月2日(日) 13時30分~15時30分(予定)
場所:オンラインでの開催(Zoomミーティング)
井桁 容子 氏
保育SoW(センスオブワンダー)ラボ代表、非営利団体コドモノミカタ代表理事、乳幼児教育実践研究家
※詳細は決定次第お知らせいたします。