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2018年5月20日(日)東京家政大学
第140回例会+総会

心ふれあう タオル遊びとパネルシアター

講師:松家まきこ 氏
平成30年5月20日(日)東京家政大学 16号館・中体育室にて第140回例会および総会が開催されました。詳細は機関誌に掲載されます。
第140回例会は、パネルシアター作家の松家まきこ氏を迎え、パネルシアター の実演、そしてタオル遊びを実践していただきました。ほんわか系シンガソング ライターとして活躍中の山田リイコ氏(アスクミュージック)も特別参加してく ださり、素敵なピアノと歌声を聴かせくださいました。

会場は子どもたちも含め、100名もの参加者が集まり大盛況。第1部は、ふれあい遊びとパネルシアターからスタート。バリエーション豊富な松家氏のオリジナルパネルシアターは、子どもたちとコミュニケーションをとりつつ、参加型での実演スタイル。子どもも大人も没頭して楽しみ、あっという間の1時間でした。

写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
つづく第2部はタオル遊び。
たった一枚のタオルを使ってできる、表現、運動、巧緻性と、様々な要素が詰まった遊びは、どのパターンの遊びもおもしろく、会場は笑いと歓声に包まれました。タオ ル1枚と輪ゴムと丸シール2個でできるウサギのお人形は、山田リイコさんの可愛らしい曲に合わせてあっという間に完成。
この内容は「タオルのうさこちゃん」で検索すると、動画で視聴することができます。

ラストの第3部はブラックパネルシアターの実演。室内の照明を落とし、暗闇の中、繰り広げられるブラックならではの幻想的な世界に一同が魅了され、会は終了となりました。
うさこちゃん人形を含めたタオル遊びは、東日本大震災の直後、被災地に出向かれた松家氏が、「あそぶためのもの」が枯渇した現地で、子どもたちと遊ぶために作られたものです。パネルシアターもタオル遊びも、もちろん作品自体が素晴らしいのは言うまでもないのですが、演じ手である松家氏の「子どもたちをみつめるあたたかな気持ち」が作品を通しても伝わり、ハートフルな例会となりました。

※例会終了後には、幼児音楽研究会2018年度総会が行われ、2017年度事業報告、2017年度収支決算報告、2018年度事業計画案、2018年度収支予算案が承認されました。
※急な会場変更により参加者のみなさまには、大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
■ 講師プロフィール
松家(まつか) まきこ 氏
パネルシアター作家。淑徳大学専任講師。東京都公立幼稚園教諭を経て家庭教育相談員の資格を取得。現在、ふれあい&タオル遊びとパネルシアター講師として、全国各地での保育者研修会、保育者養成校での講義、公演を行う。新沢としひこをはじめ、著名な作曲家や遊び歌作家とのコラボ作品も多数。親子教室「ぴょんぴょんくらぶ」代表。

主な 著書・教材
『保育いきいきパネルシアター』『保育いきいき!季節の歌のパネルシアター』他(大東出版社)
『実習に役立つパネルシアターハンドブック』(萌文書林)
『そっくりさん』『バーベキュー』『変身マントマン』『もしもどんぐりのぼうしがね』『アイスクリームの歌』(大東出版社)
『ぐんぐん大きくなった!』『誰のあしあと?』他(アイ企画)
CD教材『みんなでいっしょにふれあいタオル遊び』、食育パネルシアター『ワンタくんのお弁当づくり』他(メイト)
『ブラックパネルシアターおばけセット』『いたいのいたいのとんでいけ』CDブック『あそびうた ぴよぴよ』他(アスクミュージック)
『012歳のかんたんパネルシアターキット』(ひかりのくに)
『ふわふわおばけちゃん』『どろろん!忍者学校』『どっちどっちどっちかな?』『もくもくくものレストラン』他(成美堂出版)
他多数