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2015年3月1日(日)鈴木楽器東京支店
第127回例会
平成27年3月1日(日)鈴木楽器東京支店内 コミュニケーションショップルームにて第127回例会が開催されました。詳細は機関誌に掲載されます。
♪ 「つくってみせるちいさな劇場」
■講師:黒須和清 氏

今年度最後の第127回例会は、黒須和清先生の『つくってみせるちいさな劇場』というテーマで、鈴木楽器東京支店コミュニケーションルームにて行われました。
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ボールやザル、洗面器にタオルや靴下等、身近にある材料に、目を付け、洗濯バサミなどで耳や角を付けるだけで様々な動物に変身。100円ショップで売っている身の回りの物の色や形を生かして人形劇の人形や小道具を簡単に作る方法を実演をまじえてたくさん教えていただきました。

まずは、靴下劇『にんじんだいこんごぼう』からスタート。色や柄をうまく利用して靴下のお野菜が変身。ボールに目、大小の洗濯バサミを使って鼻や耳、ツノを付けると、ブタやアザラシ、うさぎに鬼にオカメの出来上がり。

タオルはゴムや洗濯バサミで留めるだけで、動きの出る人形に変身。大小の白タオル、茶色のタオルがあれば、『7匹のこやぎ』の人形劇が完成。
水色のバスタオルは川に変身、ただの四角い枠にタオルをかけるだけで橋ができる・・・舞台背景も身近にあるものを使用。 素材はシンプルでも、ストーリーや歌、語りを含めて完成度の高い人形劇を楽しみました。

最後は、色紙と割りばしを使って作る『くるりん扇子』を作り、歌に合わせて練習。力の入れ方に微妙なコツが必要ですが、参加者全員ががんばって練習しました。

※今回おこなった作品は、『つくってみせるちいさな劇場』『たのしいモノモノショー』全国社会福祉協議会出版、『かんたん人形劇』すずき出版に載っています。

■講師プロフィール

≪黒須 和清(くろす かずきよ) ≫
1955年東京生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科卒業後、ペーパークラフトや手作りおもちゃの作家としてフリーで活動する。身の回りの物を使って人形劇をする「劇団まねっこ」を創設。団長としてショーを作り各地で公演。 保育雑誌などにアイデアを提供。2004年より聖心女子専門学校、洗足こども短期大学の非常勤講師を始め、現在、洗足では専任教授として保育を目指す学生たちに造形と表現技術を教えている。
≪著書≫
「つくってみせるちいさな劇場」「たのしいモノモノショー」全国社会福祉協議会。
「ひとあじちがうおもちゃのレシピ」「壁面テーマパーク12ヶ月」「かんたん人形劇」 「お菓子なカードを作りましょう」「たのしいおもちゃやさん」すずき出版。
「妖怪きりがみ」東京書店株式会社。他。

最新著書「お絵かき苦手の保育士さんのためのイラストハンドブック“せんせい、ぞうさんかいて!”」
イラスト歴30年の黒須先生が初めてまとめたイラストの教本です。
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