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2013年11月10日(日)東京家政大学
第122回例会
平成25年11月10日(日) 東京家政大学にて第122回例会が開催されました。
詳しくは、機関誌をご覧ください。
♪ 一枚の紙でつくる動物マリオネット
〜つくって音に合わせて寸劇を楽しもう〜

■講師:森田浩章 氏

第122回例会は、東京家政大学の造形室にて、造形をベースに、様々な角度から子ども達の表現活動を行っている森田浩章氏を講師として迎え、一枚の色画用紙からつくる動物マリオネットの制作〜即興表現で楽しい時間を過ごしました。
写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
まずは色画用紙の色選びからスタート。
各自が、たくさんの色の中から自分が一番好きな色を選びます。森田先生の造形室には、赤だけでも何種類もあるので、自分の好みにピッタリ合う色を時間をかけてチョイス。画用紙を折って、切って、張り合わせると、基本の形が出来上がり。あとは耳や目、しっぽを工夫して付け、オリジナルの動物達が完成です。
ヒモと持ち手を付けると、活き活きと動き出します。赤、青、緑の三灯のライトで照らすと、カラフルな素敵な影絵にもなり、音に合わせて動かし、短い作品作りにも挑戦。自作の動物達の素晴らしい姿に、大人も子どもも感動しました。 また、色画用紙で作った輪っかを組み合わせての動物作りや、指人形作りも体験。影絵で映し出すことにより、また違った表現が生まれてきました。
子ども達の自然な発想を取り入れることにより、豊かな表現活動が実現することを実感できた講座でした。

■講師プロフィール

≪森田浩章(もりた ひろあき)≫
1952年生まれ。埼玉大学時代より児童文化研究会にて児童文学、子どもの会の活動を行う。
卒業後、財団法人文民教育協会・子どもの文化研究所に入り、月刊誌『子どもの文化』の編集や子どもの文化学校の運営などにたずさわる。同時に、児童館の工作クラブや大田区、川越市などで子ども会の活動を行う。  
また、「子どもと共に緑を育てる会」(子どもの文化研究所内)に参加し、「のびのびの会」という名称で自然と遊びの会の活動に参加する。これらの実践活動には「ものづくり」が組み入れられ、今回の「造形教育」のベースとなる。
現在、千葉県柏市のくりの木幼稚園副園長、東京家政大学准教授も務める。

≪著書≫
「モリタニアンの造形教室」つなん出版
「モリタニアンの造形ノート」つなん出版