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2012年3月4日(日)こども教育宝仙大学
第115回例会
《発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ》打てば響く3つの視点〜個性を知る・理解力を知る・身体能力を知る
平成24年3月4日(日)こども教育宝仙大学にて第115回例会が開催されました。
詳細は2012年春号の機関誌に掲載されます。
♪ 《発達障害児に学ぶ効果的レッスンアプローチ》
打てば響く3つの視点〜個性を知る・理解力を知る・身体能力を知る

■講師:中嶋恵美子先生

第115回例会は、2011年に出版された「あきらめないで!ピアノ・レッスン」(ヤマハミュージックメディア)の著者として活躍中の中嶋恵美子氏を招いて行われました。
写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
前半は、『観察し理解することの重要性』『教えたい1つのことを細分化してアプローチすること』の2点を中心に、中嶋先生の生徒さんのレッスンの様子を具体的に話していただきました。子ども達ひとりひとりの個性に合わせ工夫されたレッスンは、発達障害児だけでなく、すべての生徒さんへのレッスンに生かせる内容でした。

後半は、中嶋先生が何年にも渡り指導をしてきた生徒さんの演奏を撮影したVTRを見せていただきました。ひとりひとりの1年ごとの成長過程がよくわかり、素敵な演奏にまつわる中嶋先生の生徒さんへの愛情あふれるコメントで、暖かい例会となりました。
中嶋先生の『ピアノの先生って、一人の生徒さんと長く長く付き合っていけることが素敵ですよね!』とおっしゃる笑顔が印象的でした。

*SYOTAの部屋(中嶋先生の生徒さんが作曲された楽曲を聴くことができます)
http://www.terra.dti.ne.jp/~emikosan/syota.html
*想い出の樹(中嶋先生のブログです)
http://musestown.livedoor.biz/
*ひまわりの丘(発達障害とピアノ)
http://www.terra.dti.ne.jp/~emikosan/himawarinooka.html

■講師プロフィール

≪中嶋恵美子≫
ピアノ指導者。国立音楽大学音楽教育学科幼児教育専攻卒。2001年に初めて発達障害の生徒を受け入れたことをきっかけに、発達障害児に向けた独自の指導法を確立。現在では教室の半数が発達障害の生徒となっている。

2011年1月にはそのノウハウを集約した著書「あきらめないで!ピアノ・レッスン」(ヤマハミュージックメディア)上梓。現在もブログはSNSなどを通じ、ピアノ指導者同士の情報交換やネットワーク作りを行う。