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2011年9月18日(日)東京家政大学
研究大会(研究発表+第113回例会)
研究発表|後藤紀子・児嶋輝美・大里修二・繁下和雄・岡信行、例会|紙芝居の楽しい演じ方(講師:右手和子氏)
平成23年9月18日 東京家政大学にて研究大会(研究発表+第113回例会)が開催されました。
詳しくは、機関誌をご覧ください。
♪ 研究発表

研究発表
研究発表では、後藤紀子氏/児嶋輝美氏/大里修二氏/繁下和雄氏の4名の発表に加え、急遽、岡信行氏の考案による手作り楽器の演奏も行われました。

・後藤紀子氏(和光大学)による『明治期の唱歌・親子遊びーA.L.ハウ女史が伝えたもの』
・児嶋輝美氏(徳島文理大学短期大学部)による『手遊び歌のルーツを探る』
・大里修二氏(金城学院大学)による『気韻ー音楽教育と気韻生動』
・繁下和雄氏(国立音楽大学名誉教授)による『音楽は遊びか?』
・岡信行氏(川崎市立栗木台小学校)『ドングリーナ(ドングリを使った手作り笛)、バンブリーナ(竹をで作ったオカリナ)の演奏と靴下人形によるパフォーマンス』

以上4つの研究が発表されました。(※発表内容詳細は2011年秋号の機関誌に掲載されます)

*写真左から後藤紀子氏・児嶋輝美氏・大里修二氏・繁下和雄氏・岡信行氏

写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
♪ 紙芝居の楽しい演じ方
■講師:右手 和子氏

どこの園にも必ず置いてあり、子ども達が大好きな紙芝居ですが、読み手のちょっとした工夫で、楽しさが倍増。

第113回例会は、声優でもあり、紙芝居研究家の右手和子先生に、紙芝居ならではの魅力、子ども達を釘付けにする演じ方のポイントを教えていただきました。

まずは、右手先生の紙芝居実演からスタート。登場人物の性格、気持を様々な声で表現し、画面をめくるタイミング、動き、そして絶妙な間で、聞き手の心をがっちりと捕らえました。

講習は、言葉のイントネーション、間の役割や取り方、画面の効果的な動かし方等の実技中心となり、参加者全員が実際にせりふを話したり、演じたりしながら、紙芝居の極意を学ぶことができました。
紙芝居を魅力的に演じるのに一番大切なことは、作品の内容を理解すること。右手先生の指導で、下読みの大切さを実感。また紙芝居用の舞台や、作品に合わせた幕紙を使うことにより、紙芝居のよさを、より一層引き出せることも教えていただきました。

(詳細は詳細は2011年秋号の機関誌に掲載されます)

皆川教雄氏■右手和子氏 プロフィール

声優、子どもの文化研究所所員、文化学院講師、日本幼児教育研究会講師
※紙芝居の演じ方指導と講演で全国巡回中。

■おもな著作
紙芝居のはじまりはじまり (童心社)
紙芝居をつくる 共著 (大月書店)
紙芝居 ー子ども・文化・保育 心を育てる理論と実演・自作の指導 子ども文化研究所編 共著 (一声社)
ビデオ 紙芝居のはじまりはじまり
(バンダイミュージックエンタテイメント)