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2010年5月9日(日)こども教育宝仙大学
第108回例会+総会
こどものうた・あそびうたを作るという仕事をしてきて僕のおもったこと
平成22年5月9日 こども教育宝仙大学にて第108回例会および総会が開催されました。
詳しくは、機関誌をご覧ください。
♪ こどものうた・あそびうたを作るという仕事をしてきて僕のおもったこと
■講師:新沢としひこ氏
  シンガーソングライター

『世界中のこどもたちが』『ハッピーチルドレン』等の作詞家としても知られ、全国各地で、コンサートや保育士講習会等に出演している新沢さんを講師に招いた第108回例会は、会員を始め、新沢さんのファンも多数出席。たくさんの方々の参加で、用意していたイスが足りず、急遽別室からイスを運び込むという事態も発生。

超満員の会場でのスタートとなりました。
写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
普段はコンサート形式で歌を中心とした講習をしている新沢さんですが、今回は研究会ということで、じっくりとお話をうかがいました。

前半は、新沢さんが、あそびうた、こどものうた作家となるまでの経緯、湯浅とんぼ氏、中川ひろたか氏との出会い、ケロポンズとの素敵なエピソード、『世界中のこともたちが』(作曲・中川ひろたか)や『にじ』(作曲・中川ひろたか)の誕生秘話等、興味深い話が満載。
また、『おもしろがる心を大切に』『自分の中にあるこどもの心と向き合って作る』等、あそびうたやこどものうた作りの秘訣も伝授。

後半は質疑応答の形式で、さらに深い講義が展開されました。

中川ひろたか氏主催の『A1あそびうたグランプリ』の審査委員を勤めたことがきっかけで、『若い人達にいろいろなことが伝えたくなった』という新沢さん。
普段お聞きできないお話満載の、すばらしい例会となりました。(佐藤)

■新沢としひこプロフィール
シンガーソングライター、元保育園勤務。東京生まれ。幼少の頃からでたらめな歌を作りながら遊んでいた。子どもから大人まで楽しめる歌を作ることを目指す。CD制作、保育士講習会、コンサート、絵本やエッセーの執筆などのんびりしているような忙しい毎日。ケロポンズとのジョイントコンサートも多い。
作詞した代表作に「世界中のこどもたちが」(作曲・中川ひろたか)、「さよならぼくたちのほいくえん」(作曲・島筒英夫)などがある。
最近の初めての児童文学「シュンタのぼくんち新聞」(理論社)を発表。