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2007年3月4日(日)宝仙短期大学
第95回例会
2007年3月4日(日)宝仙短期大学にて、今年度最後の例会が行なわれました。
穏やかな春の日差しの中、汐見先生の貴重なお話がお聞きできました。
子どもの育ちと音楽
講師:汐見 稔幸 先生
東京大学大学院教育学研究科教授
専門は教育学、教育人間学。教育人間学の応用部門としての育児や保育を研 究対象としていて、最近ではこちらが中心になりつつある。
将来は育児や保 育を重要な柱として位置づけた教育学を作り出したいと願っている。
子どもは 三人で、みな保育園育ち(社会人、大、大)。育児の実践にかかわってきて、 その体験から父親の育児参加も呼びかけている。『父子手帳』を出版したのも そうした動機から。
育児問題に関心を広げる中で赤ちゃんの科学に関心を持つ ようになる一方、現代の女性、男性の生き方とその関係のあり方、家族問題 などについても関心を広げている。家族をメンバーで創るそれぞれの作品と考えていて、我が家がおもしろい作品になるかどうか、なお模索中。
著書:親がキレない子育て(2002年サンマーク出版)、0-5歳素敵な子育てしませんか(2003年旬報社)、子どものサインが読めますか(2005年女子パウロ会)、その他著書多数 |
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湯浅とんぼ先生の道案内から、汐見先生の穏やかなお話が始まりました。
ご両親のお話から音の世界のお話、 また先生がよく聞かれているCDの紹介などをおりまぜ、 人間の根本と音楽の関わりをゆったりとした空間の中 お話が進められていきました。
最後はまた、とんぼ先生が加わり参加者の感想質問を受け、アットホームな形での例会がお開きとなりました。
汐見先生、貴重なお時間をありがとうございました。 |
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