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報告 過去の例会・大会報告
2016年9月18日(日)東京家政大学
研究大会+第133回例会
平成28年9月18日(日) 東京家政大学にて研究大会+第133回例会が開催されました。
詳しくは、機関誌をご覧ください。
♪ 研究発表

研究発表
(写真左より佐藤くみ氏、水崎誠氏、笹井邦彦氏)

研究大会では
・佐藤くみ氏(新渡戸文化短期大学非常勤)赤ちゃんの自発的な音楽表現と
 それに対する保育者(母親を含む)の対応事例
・水崎 誠氏(東京学芸大学)乳幼児音楽行動の発達に関する研究動向
・笹井邦彦氏(東京家政大学)子どものうたのピアノ伴奏 アレンジの試み
 (実践報告)
以上の3つの研究が発表されました。

写真内右側をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
♪ 今わらべ歌を実践する意義は何か
〜響きあう関係の復権を目指して〜


■講師:岩田遵子 氏

第133回例会では、岩田 遵子氏をお招きし、《今わらべ歌を実践する意義は何か》というテーマで講義をしていただきました。

前半の講義では、本来は伝承遊びとして、子どもたちによって遊び継がれてきたわらべ歌遊びだが、社会の近代化によって、本来の伝承は消失してしまっているということや、現在の保育施設等でのわらべ歌の取り入れられ方、わらべ歌の重要性等をわかりやすくお話しいただきました。後半は、岩田氏の研究の中から、現場での実践例を、映像を観ながらひもとき、現在のわらべ歌のあり方、その意義についての講義となりました。

岩田氏の活き活きとした語り口と貴重な映像で、あっという間の2時間半の座学となりました。
岩田氏と共同研究をされている、小川博久先生(幼児音楽研究会・顧問)も、久しぶりに参加してくださいました。

岩田遵子 氏
「最近、保育所や幼稚園では、わらべうた遊びの実践が多く見受けられるようになりました。それには、大きく分けて二つの種類があるようです。
 ひとつは、高度経済成長期以前まで子どもたちの間で遊ばれ、子どもから子どもへと伝承されて「子ども文化」となっていたものです。いまひとつは、新たに作り出され、メディアによって広められたものです。二つのうち、現在多くの保育現場では、後者が盛んに実践されているようです。
 私自身も現場の先生方と二つのわらべうたの実践を試みてきました。その実践を通して、二つのわらべうた遊びの違いや共通点を考察しながら、それらを現代の就学前施設において実践することの意義を考えたいと思います。」

■岩田遵子 氏 プロフィール
東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽研究科音楽教育専攻修了、日本女子大学大学院人間生活学研究科人間発達学専攻博士課程後期修了。博士(学術)。小田原女子短期大学幼児教育学科講師、県立新潟女子短期大学助教授、東横学園女子短期大学准教授を経て、現在、東京都市大学人間科学部児童学科教授。

著書;『現代社会における『子ども文化』の成立可能性─ノリによるコミュニケーションを通して』(風間書房)、『子どもの「居場所」を求めて─子ども集団の連帯性と規範形成』(共著、ななみ書房)、『遊び保育の実践』(共著、ななみ書房)等。