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2014年11月16日(日)鈴木楽器東京支店会議場
第126回例会
平成26年11月16日(日)東京家政大学にて第126回例会が開催されました。
詳細は機関誌に掲載されます。
♪ 「音で伝える・つながる」 〜音楽療法の視点から、一人ひとりの表現を生かす〜
■講師:下川 英子 氏

第126回例会は、「音で伝える・つながる」 〜音楽療法の視点から、一人ひとりの表現を生かす〜という題目で、音楽療法士として活動されている下川 英子氏を迎え行われました。
写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
前半は、下川氏が長期間にわたり行っている、子どもの音楽療法と統合保育、普通保育の中での表現活動の場面を映像で見せていただきました。
0歳から楽器操作とコミュニケーションの発達の様子、発達障がい児の個別や集団セッションの様子等、様々な場面の臨床を撮影した貴重な映像の中で、子ども達の変化がとてもよくわかり、音楽の持つ力、音楽療法の重要性、有効性、また難しさを学ぶことができました。
後半は、実際に楽器を使い、『カスタネットで友達探し』『マラカスでコミュニケーション』『タイコでお話』『とべとべシンバル』『ボタンゴム鈴あそび』『トーンチャイムで音のキャッチボール』などを行いました。 実技を通し、発達段階で気をつけることや、待つこと、そして子ども達から引き出していくことの大切さを感じることができました。

詳細は幼児音楽研究会機関誌2015年春号に掲載されます。

■講師プロフィール

≪下川 英子(しもかわ えいこ) ≫
東京藝術大学作曲科大学院修了。日本音楽療法学会認定音楽療法士。
病院や療育施設の音楽療法士を務める傍ら、保育園や子育て支援施設において音楽療法を保育に生かす活動を続ける。
 埼玉療育園リハビリテーション科、さいたま市総合療育センター「ひまわり学園」「さくら草」、埼玉県筋ジストロフィー協会「黒浜訓練センター」、秩父市「星の子教室」で音楽療法士を勤め、お茶の水女子大学社会人プログラムや東京家政大学で教鞭をとる。

出版物
○音楽之友社「音楽療法・音あそび   統合保育・教育現場に生かす」
○音楽之友社「音楽療法・レッスン・授業のためのネタ帳」音楽療法セッションでの楽器や道具の工夫集。(共著) 
○ヤマハ・ミュージック・メディアCo「ピアノレッスン大研究 導入編」(共著)など。