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2011年11月6日(日)東京家政大学
第114回例会
からだが動くと こころも動く!
平成23年11月6日東京家政大学 にて第114回例会が開催されました。
詳細は2012年春号の機関誌に掲載されます。
♪ 〜お手玉や鞠をつかって〜
わらべうたであそぼう!

■講師:藤田浩子先生

 “おはなしおばさん”として、全国各地で活動していらっしゃる藤田浩子先生をお招きして、お手玉や毬の遊び方をたくさん教えていただきました。
写真をクリックすると、ほかの写真もご覧になれます。
鞠を使った遊びからスタート。円になり座り『山からころころやーまいもー、里からころころさーといもー』と、リズムに合わせて参加者同士、鞠を転がし受け取りました。『なかなかほい そとそとほい』と体の前後で鞠をつき分ける鞠つきも、いろんな歌やリズムに合わせて楽しみました。

お手玉を使った遊びでは、お隣さんに回す遊び、頭の上に乗せたお手玉を落としたり、向かい合った友達と投げ合ったりする遊び、おさらい遊びと、一つの歌で、何種類もの遊びが展開されました。一人から大人数、乳児から大人まで、人数や年齢に合わせて遊びも変化します。

馴染みやすいメロディ、リズムに合わせ、みんなでたくさん体を動かしました。
50年間、子ども達を見守っていた藤田先生の『歌いながら』『リズミカルに体を動かし』『友達と一緒に』の三点を備えた遊びが子ども達の発達にとても大切ということを、実践し、実感できた一日となりました。

■講師プロフィール

≪藤田浩子先生≫
1937年東京に生まれるが、疎開して福島県三春町に移り、そこで小中学生時代をわらべうたで遊び、昔話を聞いて育つ。幼児教育にたずさわって50年余り、毎年1ヵ月前後アメリカに滞在し、アメリカの子ども達に日本の昔話を聞いてもらったり、わらべうたで遊んだりということも15年続けてきた。
その他にも全国各地の幼稚園、保育園、図書館、保健所、公民館等で、若いおかあさん達にわらべうたや遊びを伝えたり、子育ての後援会なども行っている。
アメリカで子どもの文化功労者に贈られる『ペガサス賞』『International Story Bridge賞』等、数々の賞を受賞している。

■著書 「おはなしおばさんの小道具」正続(一声社)、「フランと浩子おはなしの本」 1〜2集(一声社)、 「かたれやまんば」1〜5集 「番外編」1〜2集(藤田浩子の語りを聞く会)